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視質問には使用しないことを勧告した。
(2)については、トランスポンダのダウンリンクELM送信電力の範囲変更、応答周波数の許容誤差を±1MHzへ変更、ダイバシティアンテナの取り付け位置基準変更そして最小モードS応答レートの見直し、または地上装置についてはE−scanアンテナを考慮してのモードS質問レートの規定に関する改訂の勧告を行った。
具体的には、次の内容である。
1)Annex10,Volume?にSICASP/6のWP44Agenda Item 1のAppendixAを追加
2)Manual of the Secondary Surveillance Radar(SSR)Systems(Doc9684)へS1CASP/6のWP 44 Agenda Item 1のAppendixB,Cを追加
4.2 議題4
「モードSサブネットワークに関連するAmex10のためのSARPsとガイダンスマテリアルの改正に関する勧告作成」
ここでは、ComBdataselector(BDS)の値とデータの内容を規格化し、GICBレジスタの定義を明確にした。
また、ATNモバイル・サブネットワークと地上のX25ネットワークを接続した時の間題が指摘された。これはATNルーターとモードSサブネットワークをX25で接続した時に発見され、X25の物理層を使用したX121のDTEフィールドにおけるDTEのアドレスマッピングの問題とされた。この問題はパネルセクレタリーによりAMCP,ATNPへ通知することになった。
勧告の具体的内容はっぎの通りである。
1)Annex10,Volume ?, Part 1とVolume ?にSICASP/6のWP44 Agenda Item 4のAppendixA,Bを追加
2)Manualof the Secondary Surveillance Radar(SSR)Systems(Doc9684)へSICASP/6のWP44Ag?daItem4のApp?dixCを追加
4.3 議題5
「モードS固有サービスのための勧告の作成」
モードSトランスポンダのダウンリンクデータをセットするGICBレジスタヘの機上データの割り当て及び細部におけるビット割り当てが審議され承認された。また、ヨーロッパにおける差し迫った必要性からManual on Mode S Specific Services(Doc9688)改訂版の出版要求があり、今年の第二四半期末までの出版が勧告された。
4.4 議題6
「今後の作業」
WG1からは表3.1.3−4に示す11項目に渡る今後の作業計画が示され承認された。
SICASP第7回パネル会議は2000年に開催する提案がなされ承認された。
また、今後のSICASPワーキンググループ会議は次の日程で開催する提案がなされ、承認された。

 

 

 

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